
南北首脳会談を目前に控えたある日、
議長・国防長・参謀はいつものように権力者であるジョンウルにゴマをすっていた。
歌えと言われれば歌い、踊れと言われれば踊る。
それがこの国で生きていくための処世術なのだ。

しかし、国の内外に問題が山積しているにもかかわらず真面目に対応しようとしないジョンウルに対し、
議長は我慢できなくなってジョンウルに銃を向ける。
あえなく捕らえられてしまう議長。
しかしそこにアメリカからミサイルが発射されたとの報が入った。
パニックのあまり泣き喚くジョンウル。それを見て慌てふためく部下たち。

そんな中、召使の女は慌てることなくジョンウルを慰める。
実は彼女はジョンウル専用の愛人兼工作員、そして母親代わりだったのだ。

「行けー!ドンポテデラックス!」

召使によって自分を取りもどしたジョンウルは、敵ミサイルを撃墜するべく、
ミサイル・ドンポテデラックスの発射を決意する…。